一所不住



生温き風捕まえて涼見立て

「こがいに暑いと年寄りにはこたえるなぁ」と、年寄り同士のやりとり。頭がボーっとしているせいか、毎日繰り返している作業の手順をうっかり間違えることが増えてきた。お互い様で、って許し合えるのが、同年齢のいいところ。一級品の貧乏所帯は、気持ちの方に豊かさ求めるしかないので、せいぜい労わり合いながらやっていきたい。

さて、わが家のパソコンは、主に連れ合いが情報収集に使うことが多い。
禿頭爺はあまりインターネットとは懇意でない(モニターの文字を読むのが苦手)。
先日も「ふべんえきってあるの見つけたんやけど、おもしろいで」と教えてくれた。

ん?ふべんえき?頭の中で変換キーをタッチして「不便駅」という文字が浮かんだ。不便な駅を探索する愛好者グループ?酔狂な人もいるもんや。
秘境駅と似たようなもんやろ、と勝手に解釈した。ローカル線で各駅停車しか止まらない。辺境の地にあり時間がかかる。人里からも遠く離れてぽつんと駅だけがある。なんやかやイメージが湧いてきた。うん、不便な駅とはええやないか。

連れ合いは「わたしらふだんからしてることやね」「研究所もあるねんて」。んん?話が噛み合わないのは、年寄り同士ならよくあること。不便な駅の研究とは、はて如何なるものぞ?とパソコンを開いて「ふべんえき」と入力したら、「不便益」「不便益システム研究所」というのが出てきた。不便で良かったことを研究しているそうな。

なるほど、益になるかならないかはともかく、不便を楽しむというか不便を好ましく思っているのは事実である。同じ結果になるなら、手間と時間をかけた方がいい。過程にこそ面白さがあると考える。便利を疑え!と声を大にしたい。

不便益に該当するかどうか、エアコンも扇風機も使わず、ちょっとした風の流れの中に涼を感じるようになったのが表題十七文字だ。じっとしてても汗が滴り落ちるのは避けられないけど、風のない日に空気が動くのを見つける悦びには代えられない。

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# by rurou-no | 2017-07-27 17:04

八百万神の戒め天に穴

近ごろの気象は、過剰な上に攻撃的で、凶暴さを増しているような気がしてならない。
気温が40度近くまで上がったかと思えば、落雷や竜巻を伴う集中豪雨が襲いかかり、時には雹が降ったりもする。山崩れによる土砂災害、河川の氾濫など、列島全体が「異常」という言葉に収まりきらない、人間の想像力を超えた天変地異とはかくや、と思わせる大いなる力に取り込まれてしまったかのようだ。

これは、東アジアの一地域だけに起こっていることではない。世界の各地で同時多発的に発生している現象である。やっぱり地球が壊れ始めたんやろな。ヒトという凶暴な生き物が暴れ回った結果ともいえる。
限界を知らぬ欲望が自らの首を絞めている。破滅するまで止められん中毒患者や。

日ごろは神さんなど特に意識することのないバチ当たりでも、そこは生まれたときから身に沁みついている習慣というか、身の回りに存在するあらゆるものを畏怖する気持ちが自然と備わっている。それを「八百万の神」に置き換えても良い。
度を過ぎた人間の活動を戒めてくれているのではないか、と思ったのが表題となった。

7日、国連本部は加盟193ヵ国中122ヵ国の賛成で「核兵器禁止条約」を採択した。
核保有国は参加しなかったものの、核なき世界への一歩を踏み出した意義は大きい。
一方、米国に同調して、この条約を批判する日本の態度は情けない。被爆国として果たすべき役割があるはずである。その国の民として恥ずかしいし、腹立たしい。

18日、民進党の蓮舫議員は、二重国籍批判をかわすため戸籍情報を開示した。
野党第一党の代表として、彼女の判断は受け入れがたい。何人もその出自によって不利益を受けてはならないはずやのに、こんな前例を作ってしまったらあかん。
むしろ二重国籍云々をいう連中の、差別を助長するような態度を改めさせるべきであり、それこそが今一番しなければならないことだ。蓮舫さん、がっかりや。

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# by rurou-no | 2017-07-20 10:42

最早もう縁も切れるか禿頭爺

先月14日に投稿してから、この1ヶ月は電脳に嫌われたのか、書いた尻から消えていく、の繰り返し。日々のよしなしごとを書き散らすのもままならず、表題のしりとりだけ(表題と1行分の記事は消えなかった)を繋いできた。

さて今日はどうやろかと、疑心を抱えたまま始めよう。
ひと月前の記事で触れた「共謀罪」法は、委員会採決を省略してその日の夜の徹夜国会で15日未明に成立した。決められた手続きすら踏まないで採決強行する与党の在り方は、民主主義を否定するものである。そんな国になってしもたんやなぁ。

法案に賛成票を投じた議員は、ちゃんと責任をとれるのか(法務大臣にも内容が理解できない代物)。とりわけ公明党の諸君は、信仰する創価学会の初代(獄死)と2代目の会長が治安維持法で逮捕された歴史をどう考えるのか。近代史を勉強してないのかい。
とりもなおさず11日、「共謀罪」は「改正組織犯罪処罰法」として施行された。

投稿できなかった3回の間にも、世の中はさまざまな出来事で動いていた。いちいち思い出すのも面倒なので、もうええやろ。禿頭爺自身が消えていたことにする。
それでも一つだけ、今や時の人となっている日本一有名な中学生のことは、書き残さずにはいられない。

将棋の公式戦最多連勝記録を30年ぶりに塗り替える、初登場以来29連勝を成し遂げたのが、藤井聡太四段14歳である。
昨日、大相撲名古屋場所の観戦に彼が現れたとき、土俵上で取り組みが行われているにもかかわらず、観客が彼の姿を見ようと騒然となったそうだ。

その名古屋場所は、御嶽海、正代、北勝富士、そして宇良など、同世代の若手が番付上位でしのぎを削って面白くなってきた。35歳の嘉風も相変わらず元気だ。
こうしている間にも、九州北部の豪雨災害は深刻な状況だし、中国地方や東北地方の豪雨は予断を許さない。そして地震も各地で頻発している。

ここまで書けた。今日だめなら、やめようと思っていたけど、なんとかいけそうや。

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# by rurou-no | 2017-07-13 10:15

微力でもハチの一刺しなれるやも

・・・・・・・・・・
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# by rurou-no | 2017-07-06 08:59

塵手水(ちりちょうず)蹲踞(そんきょ)四股(しこ)踏み相撲の美

よっぽど電脳空間に嫌われてるんやな。
今日も、あかん。
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# by rurou-no | 2017-06-29 09:28

自販機の光ならべて鄙の道

昨日も、今日も、何回やっても本文が途中で消えて投稿ができない。
どないなってんねん!

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# by rurou-no | 2017-06-22 09:15

喉元を過ぎても熱さ忘れまじ

この時代に最低最悪の政権が、この国に存在していたことは絶対に忘れないし、また忘れてはならない。
議員の質の劣化は目を覆うばかりで、立法府の体を成していないやないか。
三権分立も知らない連中が、憲法をいじろうとする。憲法を守らなあかん立場やのに、ないがしろにしている奴らに憲法を語る資格はあらへんで。

最高権力者は、なんでもかんでもアメ様に忠犬アヘ公として仕えることしか頭になく、国民を平気で人質に差し出す。
特定秘密保護法しかり、集団的自衛権を含む安保法制しかり、そして共謀罪、どれも御主人様からの指図を忠実に実行してきた。

秘密保護法では権力者の秘密は守られたが、一市民の秘密は守られない。
集団的自衛権でこの国も戦争当事国の仲間入りだ。自衛隊員の命が脅かされるようになった。外国で活動するNGOもしかり。命の危険が増した。
どの法案も説明責任を放棄して強行採決した。おぞましき共謀罪もそうなるのかぁ?

こうしている間にも、辺野古の海の工事は進んでいるし、原発は再稼働している。
沖縄の人たちへの仕打ちは忘れてなるものぞ。福島の人たちへの仕打ちも忘れない。

人間として最低のことを臆面もなくやってのける一団(共謀罪に該当)がいる。
嘘をつく。嘘がバレても認めない。言い逃れやごまかしに終始する。仲間を裏切る。仲間を悪しざまに罵る。聞かれたことに応えない。決まり事を守らない。等々。
これらは、もりそばを食べる時に書き出していたが、かけそばも似たようなもん。

ボキャ貧首相(少し前までは「レッテル貼り」、近ごろは「印象操作」、おまけに意味を間違えて使こうてる)と、そのオトモダチの典型的な類型だ。
学校で子どもたちへ、こんな人間になってはいけません、と教える好例としてわかりやすいのではないか。

6月中旬やというのに寒くて体調が悪い。使用期限も残り少ない脳みそゆえ、あまり働かなくて、戯れ文といえどもうまくまとめられへん。

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# by rurou-no | 2017-06-14 14:17

くくるのは木で鼻やなく腹ちゃうの

最大の関心事は、出世と退職後の天下り先やからしゃーないっちゃしゃーないけど、あんまりやないかい。矜持はどこいったんや。
頭の悪い権力者でも、黙って仕えるのが官僚の仕事やとはいえ、その権力者がしでかした後始末に汲々と振り回されてるだけでええのんか?

なんぼテメエの身を守るためとはいえ、木で鼻をくくったような態度はいかがなものか。元上司が腹をくくって話してるのを、どんな思いで見てたんやろ。
やっぱり辞めるまでほんとのことは言えないてか?
他人の悪事を隠す行為に、「他人の悪事」ゆえ良心の呵責は感じないのやろな。
公文書を隠したり消したり、犯罪に加担している自覚はありやなしや。

今やモリとカケのソバ問題となった二つの便宜供与は、この場で触れた3月の時点で、両方とも犯罪要件を満たしているのは明らかだった。あれから3ヶ月以上過ぎたのに、まだ愚図愚図やっているのはどういうこっちゃ。
オトモダチのために便宜を図った上、億単位の税金を融通してあげてるんやで。

隣の韓国は現職の大統領が訴追されたのに、日本の検察の弱腰はどないやねん。
国会でのやりとりなんてアホらして見てられない。モリとカケだけにザル芝居かい!とツッコミを入れようと思ったら、それは「サル芝居」やと思い直し、どうでもええけどサルが怒り出すほど猿芝居以下の破廉恥さである。世も末や。

破廉恥といえば、破廉恥極まりない「共謀罪」法案は、なんとしても廃案にせなあかん。なんかええ手はないやろか。
先月下旬に読んだ、伊坂幸太郎の『火星に住むつもりかい?』は、この法案と重なる部分が多く、読み物としては面白くても、連動している現実に背筋が凍る。

監視社会、密告、「平和警察」の横暴、拷問、「危険な人間が危険人物となるわけではなくて、危険人物と指された人間が、危険人物になるだけだ」。
「一般市民」と「犯罪者」の違いは、「犯罪者」と名指しするだけで事足りる。
改めて考えるに、自民一党独裁のわが国は、中国やロシアと同じなんや。

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# by rurou-no | 2017-06-07 10:33

三日月の淡き香運ぶ野天食

毎夜歩く道筋で必ず通るのが、本州最南端の(戦時中海軍施設があった)「望楼の芝」に隣接する周遊道路。約10万平方メートルといわれる大芝生が広がっている。
その一部がキャンプ場となっており、ゴールデンウイークや夏休みともなれば、芝生の半分位までテント群が占領する。(この時期は主にファミリーキャンプ)

例年なら連休が終われば、週末ごとに指定の場所へテントが何張か並ぶ寂しいキャンプ場だが、今年は少し異変があった。平日でもテントの数が減らないのだ。
時間に余裕があるのはわかる。経済方面はどうなんやろ?余裕があるから平日でも遊んでいられるのか、それともないから居続けているのか。直接聞くしかないけど、それほど深刻な疑問やないのでほっとこう。

グループで、あるいは単独で、銘々が夜の時間を楽しんでいるのを横目に歩く。キャンプ場で知らない者同士が集まって食事や団欒するのは旅の悦びである。また1人で夜の風に吹かれるのは何物にも代えがたい時間だ。

ひょっこり地元の爺さんが声をかけようものなら、大歓迎してくれるのは知っているが、生憎こちとらは耳に問題があって話が弾まないし、下戸のため酒の付き合いもできないから、そのまま通り過ぎるだけ。
見上げれば、三日月に薄く雲がかかって、風情あるキャンプ場を演出していた。

月曜日、今季限りで引退表明したゴルフの宮里藍さんの記者会見が気になったので、久しぶりにNHKニュースにチャンネルを合わせたところ、延々と北の国のとっちゃん坊やのおもちゃを紹介していた。ミサイルの名前や性能とともに何度も同じ打ち上げ映像を流していたのだ。坊やは、おもちゃ自慢ができて喜んでいるやろ。

もう一つ、たまたま町広報を開いたら、「内閣官房からのお知らせ」として「弾道ミサイル落下時の行動について」ー近くのできるだけ頑丈な建物や地下街などに避難するーーて、こんな田舎でどうせぇちゅうねん。

戦争前の雰囲気作りに躍起になっているようで、かなんなぁ。

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# by rurou-no | 2017-05-31 10:26

なし崩し数の暴力五月闇

「五月闇」は夏の季語に当たるらしいが、表題は俳句とは違うので気にしない。梅雨時の鬱々とした暗さ、あるいは漆黒の闇。もちろん、今の心情である。
19日、衆院法務委員会で「共謀罪」が強行採決された。懲りずに繰り返される数の暴力だ。審議時間30時間だと?!、まともな議論は30秒もしてないぞ。

恥ずかしくないのやろか。事前に質問通告を受けているにも拘わらず、何ら説明できずに議論から逃げてばかりの提案者。刑事法の原則を大きく変えようとしているのだから、徹底した説明と議論が必要なのに、お粗末極まりない委員会だった。

「花見には酒と弁当を持っているはずで、双眼鏡とメモを持っていれば犯罪の下見になる」との珍答弁がすべてを物語っている。頭の中にはこんな貧しい発想しかないのだ。自公維の議員なんて、みんなこの程度なんか?

採決を促した維新の議員なんて頭が空っぽで、難しい話がわからないと嫉妬心をぶちまけるだけ、というみっともない姿をさらけ出した。維党には、党利党略の政治取引しかなく、考える習慣のない目立ちたがり屋ばかりが集まっているから、始末に負えない。

この法案は、平たくいえば市民運動つぶしが目的といえようか。政府の批判をする市民はいつでも簡単に逮捕できるというもの。問題意識をもった「一般市民」が批判を口にしたら「一般」でなく「市民の顔をした犯罪者」になってしまう。
そして私生活をすべて監視され、丸裸にされてしまうのだ。

もの言わず、考えない、従順な市民だけが求められている。
我欲だけで知性なき権力者は、考える市民を恐れている。

昭和初期、こんな風にして戦争への道を進んで行ったんやと思う。なんかおかしな具合やな、と話してたら、ある日「特高」がやってきて、身に覚えのない罪を着せられ、逮捕されて拷問を受ける。が、現実になってきた。

個人の「人権」がなくなり、「表現の自由」も失われようとしている。民主主義の危機や。ほんまにそんな世の中になってもええんか。あかんやろ。
昨日23日、衆院を通過。参院での審議となる。なんとしても廃案にしないと。

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# by rurou-no | 2017-05-24 10:18


一瞬を、永遠に
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