「れ」から始まる言葉で「玲瓏」は、前に相撲呼出し重夫さんの美声について書いたときに表題として使ったが、今回は先日(17日)中学生棋士藤井聡太六段と対戦して敗れた、羽生永世七冠が座右の銘にしているというので、十七文字に拝借した。
まずは訃報から。〔戦後日本を代表する俳人で、俳句の可能性を大きく広げた朝日俳壇選者の金子兜太(かねこ・とうた)さんが20日、急性呼吸促拍症候群で死去した。98歳だった。埼玉県生まれ。旧制水戸高校で作句を始め、「寒雷」主宰の加藤楸邨に師事した。東京帝国大経済学部を卒業後、日本銀行入行。海軍士官として南洋トラック島で終戦を迎え、後に復職した。戦後は社会的な題材を詠む「社会性俳句」に取り組み、前衛俳句運動の中心に。戦後の俳句運動の旗振り役であり続けた。
季語の重要性は認めつつ、季語のない無季の句も積極的に詠み、時に有季定型の伝統派と激しい論戦を繰り広げた。俳句をより多くの人に開こうと「お~いお茶 新俳句大賞」など軽くカジュアルな新潮流も楽しんだ。
飢えや爆撃で部下を死なせた悲惨な経験から反戦の思いは強く、社会的な発言にも積極的だった。(後略)〕=22日付朝日新聞
ちょうど1ヵ月前から、否応なく生活のリズムを変えざるを得なくなった。
初めの内は一日の大半をそのことに費やしていたが、やっと落ち着いて週末の2日間を除けば、平日は2~3時間ほど当てればなんとかなるようになった。
連れ合いも巻き込んでのことで、日々追われているような感じではある。
20日、青森の米軍三沢基地を離陸したF16戦闘機がエンジン付近の出火により、燃料タンク2本を小川原湖へ投棄したという。シジミ漁の漁船が操業中だった。
沖縄では米軍の事故が相次いでおり、今や北朝鮮のミサイルよりも米軍機のリスクの方が現実的な問題になっている。
今月5日には、佐賀県で自衛隊ヘリが民家へ墜落事故を起こしているし。
こうした事故に限らず、国民のことを考えない政権を続けさせている弊害が、これからじわじわと表面化してくるのは間違いない。