金曜日の深夜(土曜日の午前3時半ごろ)、スペクタルな夢から目覚めて「ほっ」とひと息ついた瞬間、「いでででででぇぇぇ!!」と思わず口に出してしまった。
この夏2度目の例の「痛!」の再発だった。こんなこと初めてや。
例年だと、痛み止めと化膿止めの薬で痛みと腫れが収まったら、尿酸値を下げる薬を飲み続けて夏をやり過ごす、という既定のとおりで問題は生じなかった。
これはどういうことや?土曜日(27日)は遠出しようかどうか迷っていた日だったが、それどころやなかった。
体調不良の元である最高値211-137だった血圧は、4月下旬に降圧剤を飲み始めてから高い方は180台~160台~140台と順調に下がって時には120台を記録したものの、夏になるにしたがって再び上昇し、最近は130台から160台を推移している。
今日の昼、連れ合いが計っていたのでついでに計ってみると、173-111だった。
朝は157-107だったから、また高なっている。なんちゅうこっちゃ。
そうそう、手首を刺したハチはミツバチだと思っていたが、舞い戻って悠々と飛んでいるのを観察したところ、どうもアシナガバチのようだ。やれやれ。
草取り中に咬まれたのは死人まで出たというマダニだし、からだにダメージをあたえることが続いた。とまあ、散々な夏になった。
心配していた台風10号は、観測65年にして初めて太平洋側から東北地方に上陸して、東北と北海道は大変な被害となっている。自然災害の怖ろしさは、川の氾濫や山崩れが繰り返されても繰り返されても、小さな存在である人間には太刀打ちできないことである。自然へ畏怖の念を忘れないようにするしかない。
このところ、本棚の本の再読を重ねているが、先月末に読んだ 西加奈子の『通天閣』は、読後感がなんともいえずいい気分だった。作家の物語る力もさることながら、彼女の人柄まで想像できそうで嬉しくなる。そして今再読しているのが、 佐藤泰志『海炭市叙景』。読んでいて、まっさらで汚れのない空気が文字を包んでいるのを感じた。
そんな時、連れ合いから同じ様な言葉を聞いた。職場の同僚が、ある妊婦さんを見て「周りの空気がきれい」と言ったそうだ。似たような感じってあるんや。