一所不住



初もの

年が改まると、どうでもいいことだけど何にでも「初」の字を付けたがるのは、ほとんど言葉遊びみたいなものだ。新年を迎えたから「初春」ってもう2週間過ぎてるで。
例年なら「初日の出」を拝みに樫野崎へ出かけるところ、今年は早起きが面倒やからとパス。「初詣」も去年の秋に従姉が亡くなったので、神社へは行けない。

「初夢」は、何だったか忘れてしまった。連れ合いは元旦に三味線の「初弾き」をして、その後休みなく稽古に励んでいる。この日は「初歩き」もした。冬の定番「初鍋」は何日だったのか。何かするたび、「初〇〇」と口にするものの、少しも有難がっていないのがみえみえ。

ともかく「初物を食べると75日寿命が延びる」といわれるように、「初」は縁起がよい。
といっても暦なんてええかげんなもので、今の暦になってから僅か141年。旧暦では2月10日にやっと新年の元旦となる。だから嬉しがって「初〇〇」と「初」を並べてみても、旧暦ならまだ師走に入ったばかり、年内に支払いしなけりゃならない借金からどうやって逃げようかと算段に悩むころだ。

歳時記カレンダーを使用するわが家にとっては、月の満ち欠けと二十四節気・七十二候を教えてもらい重宝しているが、これらは旧暦に基づいているからそれに当てはめたほうが季節に合致する。歳時記に合わない新暦はややこしくてかなわん。

とまあアホな御託はさておき、昨日から大相撲「初場所」が始まった。
今場所は贔屓の豊真将は左肩の腱板断裂で休場。応援する力士がいないと取り組みの面白味が半減する。ここはその名前にあやかりたい魂胆で勢くんに肩入れしよう。あとは碧山や魁聖、若手の舛ノ山に注目したい。それから把瑠都は大関に復帰して横綱を目指してもらわないと。

心配なのは十両の高見盛。今場所負け越すと引退して東関部屋を継承するそうだが、まだ若い現親方(元潮丸)はどうするのか、他人事ながら親方の縁戚の人を知っているだけに他人事でないような心持ちで、星が気になるところ。意外と気難しい人らしいが、大真面目な仕草がユーモラスで個性的な力士だから、見ているだけでも愉快な気分にさせてくれる。初日は黒星スタートだった。
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by rurou-no | 2013-01-14 11:37
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