一所不住



リベンジ

「リベンジ」というよりも「リトライ」であるが、近ごろは「リベンジ」が外来語として日本語化しているようなので、こちらを採用したい。

小板橋淳さんによる『熊野中道 古座街道』の続き。
この冊子には「四つの峠越えと石仏を巡る」と副題がついている。古座街道の四つの峠とは「田鶴横手・矢五郎坂(福井谷越え)」、「法師峠越え」、「宇津木坂越え」、そして古座川本流沿いに道がなかったころ平井や西川の人たちが佐田庄から一雨へ出るために通った「栃又峠越え」である。

19日、この栃又峠へトライした。この日は道を間違えること2度、峠まで行き着けなくて散々な目にあう。失敗は早とちりのためで、自業自得というもの。
最初の間違いは「佐田」から山に入ってしまったこと。道らしい道もなく踏み跡を頼りに山を上ること30分、踏み跡すらなくなってしまったので引き返した。
冊子で確かめると「佐田」ではなく「佐田庄」だった。

自らを叱責しつつ仕切り直し、とばかりに「佐田庄」から出発。ちゃんと森の中を行く道があった。小板橋さんのコース概要どおり歩いて「小さな峠」を越え、久留美谷林道へ出る。林道を下って牛鬼の滝や久留美谷集落跡などを見学してから栃又峠への登り口へ。

ここでまた勘違いをしてしまった。「枝谷沿いに遡行する」という記述から、勝手に「沢沿いに行けばいい」と思い込んで、沢を遡行したがとうとう道を見失ってしまった。
というわけで今日、リトライ。気象情報では天気は下り坂だったのに、朝晴れていたからどうしても出かけたくなった。リベンジは早いに越したことはない。

なんのことはない、沢の右岸を遡ったら途中から左へ折れて峠まで道は続いていた(先日は沢の左岸を遡った)。記述どおり、椎の木の下に宝暦十三年と刻まれた地蔵が鎮座して迎えてくれた。やれやれ、何事も早合点の知ったかぶりはいけない、と地蔵さんに諭されたような気がする。
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by rurou-no | 2012-04-21 15:42
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