一所不住



静けさは夢のまた夢過剰さに

音が溢れて困っている。過剰なるものは辛い。それがたとえ長い付き合いだとしても慣れないものは馴染まない。できるだけ気にしないよう、気持ちをコントロールしようとはしているものの、時にどうしようもなく抑制できなくなるときがある。

四六時中休みなしというのは精神的に参ってしまう。たまに、たとえ一時的なものであってもいいから静寂がほしい。音のない状態。それはそれで別の不都合が生じるかもしれないが。「静かやなぁ」と悦に入ってみたい老人のささやかな願いだ。
せっかく自然に囲まれた環境の中で暮らしているのに、鳥の囀りに耳を澄ませることさえ出来ぬとは。風にそよぐ葉擦れの音さえ楽しめぬとは。自然が奏でる音楽から、すっかり縁遠くなってしまった。

と、まあボヤキとも呟きともいえぬ言を連ねたのは他でもない。「し」から始まる表題を思いつかなかったので、日常の不自由を取り上げただけ。昨日今日に始まったことではないので、叶わぬ願いを吐き出したに過ぎない。どうにもならないのは了解済みだ。大声を出して暴れれば解消できるものでもないし、気持ちの安定は難しい問題だ。

今日の新聞の一面トップは「候補者男女均等法が成立」の見出し。選挙で男女の候補者をできる限り「均等」にするよう政党に求めるというもの。強制力のない理念法だから、これで大きな変化は求めるべくもないが、まずは一歩というところ。
女性議員の割合は、国際的にみても最低レベルの後進国であることを自覚すべし。これでは民主国家とは言えまい。男性中心、男性優遇社会を改める、多様性のある社会を築く端緒についたと思いたい。

14日、米国は在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムへ移した。トランプの選挙対策のため、勝手にエルサレムをイスラエルの首都にしてしまったのだ。
70年前、イスラエル建国により約70万人のパレスチナ人が難民となった。15日はその「ナクバ(大災厄)の日」に当たる。パレスチナ独立国家樹立の際は、首都は東エルサレムになるのを知った上での暴挙である。トランプの横暴極まれり、だ。

大使館移転に抗議するデモで、イスラエル軍の銃撃によって60人超のパレスチナ人が命を失ったという。トランプの愚挙がなければ生きていた命だ。
ものは違えど、アメリカ=イスラエル→パレスチナの構図と、アメリカ=日本政府→沖縄が相似形となって見えてくる。理不尽さに怒りを抑えられない。

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# by rurou-no | 2018-05-17 10:40

共鳴りに 正気奪われ 住が節

前回、せっかく表題で「黙然と座して動じぬ山のごと」と褒めてやったその日の午後、観察しようと雉の様子を見に行ったところ、抱卵中の卵もろともなくなっていた。空っぽの巣を前に、雛が孵ったのか、何物かに襲われたのか、或いは誰かに持ち去られたのか、いろいろ考えてみたが、周りの木や草に聞き込みもできないし、わからないまま。

現場検証では、卵の欠片2~3個分残されていた(全部で9個あった)だけ。
夜逃げでもしたのかいな。残念やけど折角の観察は中止となった。

27日、統一コリアを目指して、韓国のムン・ジェインと北朝鮮のキム・ジョンウンの南北首脳会談が、11年ぶりに板門店で開かれた。朝鮮半島が分断されてから70年で、やっと3回目となる。まだまだ、統一への道程は遠いと思わざるを得ない。

この会談は米国と中国のニ大国が、それぞれの利害と思惑で関与しているものの、隣国である日本は蚊帳の外に置かれたままだ。外遊ばかりしてる割に外交が出来ない首相ゆえ、さもありなん。近々、米朝会談も予定されているというのに、わが国は刻一刻と変化する政治情勢についていけず、拉致問題でさえ前に進められない。

訃報。【人形浄瑠璃文楽の人間国宝で文化勲章受章者の七世竹本住太夫(たけもと・すみたゆう、本名岸本欣一〈きしもと・きんいち〉)さんが28日、肺炎で死去した。93歳だった。鍛え抜いた芸で味わい深い情の世界を語り続け、人形芝居の語り手である太夫として頂点を極めた。】(朝日29日付)

住太夫さんは、決して美声ではなかったが、切場語りとしての豊饒なる節回しを駆使し、まさに義太夫節ならぬ住太夫節ともいえる語りで、聴く者をうならせ、酔わせ、異世界へと誘ってくれた。

前に、住太夫さんの語りはよく眠れる、と書いたが、そういうことだ。声にからだが共鳴し、劇場全体も共鳴りして、いつの間にか気を失っている。眠っていたのは、気を奪われていたのだ。心地良い眠りから正気に戻ると、まだ語りは続いている。これぞ、甘美なる夢と現のあわいに遊ぶ、珠玉のひとときだった。

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# by rurou-no | 2018-05-10 10:13

黙然と座して動じぬ山のごと

毎日、実家へ行くと先ず雉の様子を見に行くのが習慣になった。
卵を産んだ日はいつかわからないが、見つけてから二週間以上経った。相変らず、黙然と座したままである。草に紛れて抱卵する姿は、何事にも動じない強い力で辺りを支配している。邪魔にならないよう、しばらく様子見させてもらおう。

森の島ともいえる大島は、新緑の季節を迎え、鮮やかな緑が斑模様を描いて視界を楽しませてくれる。しかしながら生命力溢れる木々の勢いには、圧倒されそうだ。心身ともに衰えを覚える年齢になると、ともすれば力負けしそうでいささか心許ない。
ここはひとつ、緑の濃淡のあわいを愛でる余裕を持ちたいものですな。

21日、サッカー女子日本代表が、アジアカップ決勝でオーストラリアに1対0で勝ち、大会2連覇を達成した。同時にワールドカップ出場も決めた。
試合は深夜時間帯だったので、翌日結果を確認しただけだが、せめて男子並みに詳細な情報が欲しかった。試合内容を想像できる記事を読みたい。

23日、プロ野球広島東洋カープの「鉄人」衣笠祥雄選手が亡くなったそうだ。71歳だった。記録はとりもなおさず、人柄の良さでも記憶に残る選手で、ファンだった。

このところ非常に不愉快なのは、財務次官がテレビ朝日の記者にセクハラをしたニュースだ。ミゾーユー財務相はセクハラとは何たるかをわかっておらず、取材記者とのやり取りで、セカンドレイプともいえるセクハラ発言を連発している。被害者の心情を察する想像力を持ち合わせていないばかりか、テメエらの都合ばかり言い放って臆面もない。破廉恥極まりないとはこのことだ。

この国の権力中枢の質の低さを如実に物語る。性差別解消後進国である。一事が万事で、今更一つ一つ挙げるまでもなく、これまでの悪政の数々、すべてがそうだ。
それに、数多のルール違反。嘘やごまかし、恫喝、責任逃れ。言葉の意味の取り違え。
自分と自分の身の回りだけの、どうしようもない視野の狭さと幼児性。考える力と想像力の欠如、知と品のなさなど、考えるだに反吐が出てきそうである。

こんなんを野放しにしているのは、いかがかと思うのだが、どうなんやろ。

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# by rurou-no | 2018-04-26 10:41

ルスチュウハ ハイルベカラズ ナニモノモ

まずは、失敗談から。10日の出来事。前日、実家で庭の草刈り中に草刈り機の刃を草に隠れて落ちていた金物に当ててしまい、刃の部分が外れそうになった。その場で応急処置的に締め直したが、やはりすぐに緩んでしまうので作業は中断。

翌日、刃を全部ばらして改めて付け直し、これで万全とばかりに勇んで草刈りを続行しようとしたところ、蔓草に足をとられて前のめりに倒れてしまった。草刈り機を持つ両手ともに塞がっていた上に、危険回避のため草刈り機はなるべくからだから離さなければならない。必然的に顔から地面と衝突する図となった。

痛さより前に、顔から倒れるとこんな風になるんやな、と、その滑稽さに笑えてきた。幸いにしてぶつかったのが土と草だったので、顔と左肩の軽い打撲と擦り傷程度で済んだ。ただ、太ももから膝にかけて倒れたところに、剪定したカイヅカイブキの棘が落ちていたのが災いし、ズボンに刺さった棘を抜くのに手間どった。夜、風呂場で確認したら棘が刺さった痕が数多あり、傷としてはこっちのほうがひどい状態だった。

めったにないトホホな体験に気を取り直し草刈りを始めて間もなく、草の中に産卵している雉の卵を見つけた。辺りに親鳥の姿は見えず、どうしたものかと思案したものの、とりあえず卵の周りを残して、草を刈った。

次の日、卵の様子を確かめようとしたら、すでに親鳥が抱卵中。目が合うとキッと睨まれたような気がした。以前見かけた雄鳥は煌びやかな羽で存在をアピールしていたが、雌鳥は地味で周辺の草に紛れて一体化している。母性が強いとか、じっとしたままなかなか動かない。

毎日観察していると、少しずつ向きを変えながらも、雨が降ろうが風が吹こうが抱卵を怠けない。さて雛が孵るのか、このまま観察を続けてみよう。

表題を書いてから思い直すと、最初卵を見つけた時親鳥の姿が見えなかったのは、どこかへ行っていたというよりも、草刈りから避難していただけなのかもしれない。
ま、しりとりは「る」からなので、「ルスチュウ」はそのままに。
抱卵中の姿は、なわばりには近づくな、との強い意思を感じた。

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# by rurou-no | 2018-04-19 10:10

手仕事を奪いロボット服を着る

このあいだテレビのニュースを見てたら、ロボットが服を着て、質問に応えたり、案内をしたりして、人と会話をしていた。時代はここまで来ているのか、と、田舎で暮らす身には、違う世界に生きているような不思議な気持ちになった。

わたしたちが生活する上で必要な物を作り出す手仕事は、産業革命によって工場の機械に取って代わられた。その後、科学技術の進歩で機械が頭脳を持つようになり、人間の専売特許だと思っていた「考える」ことまで、ロボットが肩代わりする時代を迎えた。

件の服を着ているロボットの映像は、服を着せられた犬ほども違和感がなかった。
巷に服を着たロボットが増えても、すぐに慣れてしまいそうで、いささか怖ろしい。
もっとも、社会の動きから置いてけぼりをくったような今の暮らしをしている限り、接触の機会もなく、取り残された感を抱いたまま、残り少ない時間を生きていくと思う。

ロボットとは別の意味で、夢の世界を現実にしたのが、MLBでの大谷翔平選手の活躍だ。3月29日、メジャー初打席初球初安打に始まり、4月1日、初登板初勝利、3日、本拠地初打席初本塁打、続いて4日、6日と3試合連続本塁打、さらに8日の本拠地初登板で7回無失点12奪三振、開幕2勝目を挙げた。ここまで打率4割6分2厘、3本塁打、7打点と、投打に才能を発揮し、週間MVPにも選ばれた。
これから、研究されたあとの成績が、超一流を証明する試金石となろう。

17歳の池江璃花子選手にも驚いた。3日~8日に行われた水泳日本選手権で、6回も日本新記録を出した。泳ぐたびに速くなっていく。彼女も夢の世界を現実にした一人である。今の若い子らは、いとも簡単にすごいことをやってのける。
大谷選手も池江選手も才色兼備、天は一人に二物も三物も与えるのだ。

一方、相変わらずの相撲協会。6日、舞鶴場所において、土俵上で挨拶中に倒れた市長の救命処置をしていた看護師に対し、「女性は土俵から降りてください」とアナウンスした行司、「気が動転していた」とのことだが、常に冷静に勝負を裁く仕事にありながら、この言い訳はお粗末だ。人命と職場のしきたりとの優先順位を間違ってはいけない。協会はこの機会に、土俵上の「女人禁制」について議論すべきではないか。

9日、サッカー日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督が、突如として解任(7日付)された。後任は西野朗協会技術委員長。W杯2ヶ月前になって大丈夫かいな。

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# by rurou-no | 2018-04-12 10:53

やわらかき光のどけし幼(おさな)の手

幼稚園の春休みを利用して、連れ合いの姪の子が遊びに来た。
表題は、彼女を抱き上げた時の至福を思い出して。柔かな肌、幼児の体温の心地良さ、無防備にしがみついてくる勢い、のどかな春の光の中で存在を預けられた幸福感は、何物にも代え難い。

それが当たり前になっているのかどうか、小学校へ上る前からひらがなが読めるし、数字もわかるというから驚きだ。子どもの成長は早い。
連れ合いは一緒に遊んだり、毎晩風呂に入れたり、大変な1週間だったと思う。

大相撲春場所は、横綱鶴竜が優勝した。世間を賑わす土俵外の騒動は収まらず、無断欠勤と場所中の弟子の暴行事件により貴乃花親方は平年寄へ降格、八角理事長は再選という現体制の維持で、この危機を乗り切ろうとしているようだ。
理事長の交代くらいの刷新をしてほしかったが、問題を曖昧に済ませないよう願う。

3月15日付朝日新聞の一面に、「関電大飯原発3号機再稼働」と「対トルコ原発輸出建設事業費が倍に」の記事が並んで載っていた。
福島第一原発の事故から7年、事故は過去の出来事ではなく現在進行形である。いつ収束するかの見通しすら立っていない。数万人の避難民が元の家に戻ることすらできないままである。

だのに、これで6基目の原発再稼働となった。電気は足りているし、「安全神話」は崩れた。さらに原発の電気は安いというのも、まやかしだった。
危険な上、採算が取れないから、原発を止めるのが世界の潮流になってきた。
さらに、原発が地域経済に貢献するというのも「神話」だったことが明らかになった。

化石燃料のみで、「資源のない国」イメージを流布させ、原発を基幹の発電方法だと固執する政府の姿勢は、果たして責任ある政策と言えるのか。
今や発電コストも、再生可能エネルギーの方が安いというのが、常識になりつつある。
エネルギー政策でも、原子力村の井の中の蛙は置いてけぼりをくってしまった。

いつまでこんなことを続けてるつもりなんやろ。

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# by rurou-no | 2018-04-05 10:37

雉(きじ)鳴きて番(つが)い恋しや野遊びや

少し前、連れ合いが禿頭爺の実家の庭先で雉を見たこと、鳴声が「コッコッコー」だったことを話してくれたが、2日前に実家へ向かう途中の道路際、草むらで虫を啄んでいる雉を見かけたのが表題となった。
車を運転中だったのでチラッと見ただけだったけど、赤い顔と美しい緑色の羽が鮮やかで、紛れもなく子どものころから馴染んでいる鳥の姿だった。

昨日は「春三番」ともいえる大嵐に翻弄された。もちろん傘などさせようもなく、母屋と離れの行き来さえままならず、雨に濡れるのは避けられない。
部屋から見える木々のしなり具合は今までにない激しい揺れで、風という怪物が森の中で暴れているみたいだ。外に出たら何度か体が飛ばされそうになった。

気になったのは北見市の天気、オリンピックで銅メダルを獲得したLS北見のパレードがあったからだ。吹雪だったりしたら気の毒やなぁと心配してたが、確かめてみたら快晴(氷点下の気温は想定内)で何よりだった。
北見市に住む友人も出かけたらしく、ブログに「いや~!生カー娘を見られていかったいかった」と7枚の写真入りで記事をアップしていた。商店街に1万2千人も集まり、熱気がすごくてあまり寒さを感じなかったそうだ。

前回取りあげた公文書改ざん問題は、デンデンとミゾーユーの2人は事の重大さが理解できないらしく、まだ言い逃れをしている。責任者として即刻辞任に値することやで。こんなんが権力者で大きな顔をしている国とは、いったいなんなんや。

一方で戦前回帰が現場で始まっていると明らかになったのが、一自民党議員が文科省に指示して中学校の授業内容の検閲をしていた問題だ。特高のつもりか。
そもそもこの党は民主主義を敵視し、個人の自由を制限して国家へ奉仕させようと目論んでいる。子どもたちの頭の中まで統制しようとする企みが教育への圧力である。
どう考えても、独裁政権が続くことになった中国やロシア、或いは何かと話題の北朝鮮の体制を真似しようとしてるとしか思えない。

こんな党を支持する国民がいるのも、なんだか自虐的だというか、理解の外だ。
国会の質疑応答でも、この党の議員の質の低さは目に余る。誰が選んだのや、と問いたいくらい物事を知らなさすぎる頭の悪いのばかりである。
それゆえか官僚どもも壊れてきていて、間違ったデータを平気で出したりする。
件の公文書の改竄なんて以ての外だ。

やれやれ、またぼやきが始まってしまった。せめて明るいニュースで締めたい。
サッカー女子代表にシアトル・レインの川澄奈穂美選手が復帰した。
彼女の驚異的な運動量は若手の手本となり、「精神的支柱」にもなるだろう。

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# by rurou-no | 2018-03-22 11:34

末期的この期に及び悪あがき

昨年の2月下旬から始まった「森友学園問題」は、1年以上も国民を欺き、とうとう公文書の改ざんが白日の下に晒される事態となった。
真相は当初から自明のことで、嘘に嘘を重ね、犯罪行為である国会での偽証を繰り返し、いたずらに時間だけを浪費した。

禿頭爺の見立てでは、昨年中に内閣は崩壊していたはずだが、国会で追及すべき野党の不甲斐なさと、権力犯罪に立ち向かうべき検察の弱腰が傲慢内閣をのさばらせ、選挙で与党に投票した国民も、米国や大企業の顔色ばかりうかがって国民を苦しめる政権の延命に一役買った。

この「公文書の改ざん」は、贈収賄による汚職事件などよりずっと罪深いものである。知る権利が奪われて、社会の根幹を成す民主主義が成り立たなくなってしまう。
どのような手続きを経て物事が決められたのか、国の行く末を左右したのか、常に検証できるようにするため、公的な記録を残す必要がある。

それが勝手に都合よく書き換えられていたら、行政が信用できなくなる。「モリがそうならカケもそうやろ」とは誰しも思う。多分、間違いない。今回明るみにでた文書も、核心の部分は隠されたままであることも。
そして、多くの公文書が闇に葬られるだろうことが想定される。

デンデン大臣は、言葉を蔑ろにしたり侮ったりするのは、折り紙付きである。我田引水の解釈をする、まったく逆の意味で使う、平気で嘘を言う、を得意とする。
薄っぺらな人間だとバレてるのにも気付かず、偉そうに体面を保とうとするミゾーユー大臣といいコンビだ。2人とも末期症状が表れている。
書いていて腹が立ってきたからこれまで。

訃報(15日付朝日)=〔「車いすの物理学者」として知られる英国の宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士が14日、死去した。76歳だった。宇宙の始まりなどについて先進的な理論を示し、現代宇宙論に大きな影響を与えた。(略)1942年生まれ。英オックスフォード大とケンブリッジ大大学院で物理学や宇宙論を専攻した。21歳で、体の筋肉が動きにくくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と診断され、以降は車いすの生活を余儀なくされた。20代で発表した「特異点定理」は、宇宙の始まりには一般相対論が破綻する点があると指摘し、宇宙の成り立ちを理解するには相対論と量子論を融合させる必要があることを示した。〕

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# by rurou-no | 2018-03-15 10:11

目覚ましの代わりやくさめ続けさま

先週に引き続き、春の嵐がやってきた。昨日、今日と凄まじい荒れ様である。「春二番」とでも言うのか。今週の風は冷え冷えとして、体調が頗る悪い。
例によって強い風は大量の花粉を運んでくる。
風が吹けば「桶屋」ならぬ「紙屋」が儲かることになっている。鼻をかむティッシュペーパーが、見る間にごみ箱を占領するという按配である。

前にも書いたが、禿頭爺は昔から目覚まし時計を使う習慣はなく、連れ合いは携帯電話の目覚ましをマナーモードで使っている。早起き爺は設定時間より早く目覚めることが多く、(マナーモードの音は聞こえないけど)携帯が光るのを見て時間を知る。
今朝は5時すぎに目覚めて目覚ましを待っている間に、大きなくしゃみが5回連続で出た。それが、今回の表題。

どういうわけか、くしゃみは1回で済むことはまれで、続けて4~5回出る。時には6回以上続くことがあり、呼吸困難でゼェゼェとなる。
花粉症との付き合いも長く、くしゃみの連発は年中だから、ほかにもアレルギーがあるようだ。これが自分だと受け入れて、おもいきりくさめくさめとくしゃみする。

5日付朝日歌壇に、《きさらぎの十日夕刊一面で和服に笑ふ石牟礼道子》(東京都・荒井整)があった。夕刊のない当地で11日付新聞一面に載った写真であろう。
訃報記事を引用=〔水俣病患者の苦しみに寄り添って家族らの闘いを支援し、小説「苦海浄土」などで被害の実態を広く詳細に伝え続けた作家の石牟礼道子(いしむれ・みちこ)さんが、10日午前3時14分、パーキンソン病による急性増悪のため熊本市の介護施設で死去した。90歳だった。〕

〔水俣病の被害に接し、68年「水俣病対策市民会議」の設立に加わる。「(患者さんの)体験を忘れちゃならん」「患者さんの一生懸命語る言葉を耳に入れておかないといけない」と執筆を決意。患者らがチッソに損害賠償を求め、熊本地裁に訴えた69年、「苦海浄土 わが水俣病」を出版。(略)「苦海浄土」第3部「天の魚」や「椿の海の記」「流民の都」でも、食を中心に庶民の暮らしぶりをこまやかに描くことで、近代化によって真に豊かな世界が奪われてゆくことへの警鐘を鳴らし続けた。〕

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# by rurou-no | 2018-03-08 10:18

道行けばZACOが手招き通い詰め

春一番が大暴れしている。昨夜降り出した雨は上がったものの、大型台風並みの強風が尋常じゃなく吹いているので、雨戸を開けられない。
陋屋のわが家は一晩中風に揺すられ、いつ吹き飛ばされるかと心配で、まんじりともせず朝を迎えた。明るくなって、まだ家の形を保っているのを見て安心した。

1月、2月と列島は、大雪、豪雪に襲われ、道路で立ち往生する車や孤立する集落のニュースが続いた。列島の西南、太平洋側を除く、ほとんどの地域で大量の雪が積もり、日常生活に支障をきたす事態となった。
本州最南端は雪こそなけれど、例年になく寒い冬に身が震えっぱなしだった。

そして3月、突然春がやってきた。今日は高校の卒業式のはずだが、電車が止まっているみたいで毎朝出会う高校生の姿が見えない。晴れの門出の日に、どうなるんやろ。

表題は、昨日の新聞の読者投稿欄「ひととき」にあった記事から思いついた。
勝手に引用=<京都大学の近くの百万遍にあった喫茶店「ZACO」が1月に閉店した。こんな日がいつか来るとは思っていたが、現実になると本当にさみしい。店は、1975年ごろにマスターとママのご夫婦が始めた。ブルースなどの音楽を聴くことができ、万城目学さんの小説「鴨川ホルモー」にも登場する。(中略)時の流れは、優しくも、時に残酷で、当たり前にあったものが突然なくなってしまう。年を重ねるとは、そんなことの繰り返しなのだが、やはりうろたえる。お世話になったマスターとママにお礼が言いたくて今月上旬、電話をかけた。変わらぬ優しい声をきくと、涙があふれた。「今までありがとう」と言うだけで精いっぱいだった。>

八尾市のかすみさん同様、ある時期毎日のように通い詰めた一人がここにもいる。
再訪してお礼を言うこともできない薄情な奴で申し訳ない。
これまで出会い、お世話になった人たちのおかげで、自分という人間が形成できたのに、何のお返しもできないで不義理をしているのが心苦しい。この程度の器の小さい人間にしかなれなかった。

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# by rurou-no | 2018-03-01 10:08


一瞬を、永遠に
S M T W T F S
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