一所不住



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八雲立つ天地(あめつち)のこえアキアカネ

「八雲立つ」は「出雲」にかかる枕詞と中学校で習った。枕詞は特に意味を成さないが、「八雲」には雲が重なっているという意が含まれている。
今日の表題に困ってふと見上げた空に、幾重もの雲が重なっていたのを目に留め「八雲立つ」のことばが出てきた。

このところ続く前例のない極端な気象や地震など、さまざまな理由が後付けで説明されるものの、やはり天地のこえに耳を傾けることが必要とされているのではないかと思う。雲を見て、風を感じ、虫や草花などを愛でて、小さな変化を見逃さず気付くことで、私たちの活動を謙虚に見直すべきなのだ。

「頭の悪い犬ほど吠える」「弱い犬ほど吠える」とよく言われるが、その両方を兼ね備えた2匹の犬が相変わらず吠え合いしている。そうこうしているうちに、大型犬に隠れるようにして子犬がキャンキャン吠え出したのにはたまげた。恥ずかしくて見てられない。周りから嘲笑が聞こえてきそうである。

そんなどさくさに紛れて、政府は陸上に配備する迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を、2ヶ所に配備することになったという。1基約800億円もする役に立つかどうかわからないものを2基も買うのだと。
オスプレイしかり、アメリカの不良品の在庫を高値で買い取る従属国やあわれ。

99年ぶりの異常事態となったのは、大相撲秋場所。3横綱2大関が休場して、それぞれ1人ずつしかいなくなった。なんとかその2人で優勝決定戦までしてくれたが、11勝4敗で優勝(金星4つの大盤振舞い)では、いささか物足りない。

それでも優勝した横綱日馬富士は責められない。満身創痍なのに、3人が休んだから休めなくなってしまい、千秋楽まで責任を果たした。
若くて活きがいいガチンコ力士が幕内上位に揃って、大相撲にも世代交代の波が押し寄せてきている。ただ、力尽くの大味な相撲が増え、技の攻防が少なくなったのはいただけない。業師の登場を切に願う。

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by rurou-no | 2017-09-28 10:56

愚者たるを我に知らしむ半生や

近ごろ髪の毛は伸びない(というよりも、ない)くせに、髭と爪がやけに早く伸びると感じる。実際はそれだけ日が経っているのに、時間感覚が追い付いていないせいなのだが。これも老化現象のひとつか。あくまで退化でなく進化としたい。

前にこの欄で、人生を一字で示せば「恥」になると書いた覚えがある。その時点ではわからなかったことが、客観的に振り返ってみると恥ずかしいことばかりを繰り返してきたような気がするからだ。若気の至りっていうやつ。中年になってもやっていた。
そこで今回の表題、人生は愚か者なる自分を知るための時間だった、と気が付いた。

唐突にこんな展開になったのも深い意味はない。「ぐ」から「愚」の字が浮かび、愚図、愚劣、愚昧、愚案、愚者と言葉を連ね、十七文字に収めただけなので。

この1週間は、列島が台風18号に翻弄された。各地で暴風と豪雨が猛威をふるい、その爪痕を残した。当たり前のように川の氾濫や山崩れが生活圏を襲って、大量の雨に街全体が浸水している光景がテレビの画面へ映る。
この地は進路から離れていたとはいえ、突風が家を揺さぶり、風の音がやかましくて眠れない夜、停電で真っ暗となった。

気分を変えてプロ野球、16日にホークスが、18日はカープがリーグ優勝を決めた。
今シーズンはこれまでになくテレビ観戦をした(といってもホークスは数回だけ、カープは関西では中継がある対タイガース戦)し、優勝の瞬間を見られたので共に喜べた。

20日(現地19日午後)、メキシコでまたM7・1の大地震があったそうだ。都市圏直撃でビルの倒壊が凄まじい。少なくとも217人の死亡を確認したというから、その被災の衝撃と広がりは計り知れないものがある。なんとか1人でも多く助かって、と願う。

朝食時、連れ合いが「夏は今日までやて」、禿頭爺は「ほな明日から秋かいな、どっかに線引いてるのか」とあほな会話を交わす。確かに明後日は「秋分」。秋支度を始めないと。愚図愚図してると冬支度になってしまう。

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by rurou-no | 2017-09-21 10:27

きらめいて陸上テニスカーリング

この欄はタイトルを記入をしないと送信できないし、突然消えてしまうこともあるので、前回はあせった。苦し紛れに、「中秋」にはひと月早いが、見事な月が出ていた前夜を思い出して表題とした。あわてていて、「月の舞」「秋の月」と「月」が続いたのにも気が付かなかった。まあ、よろし。

今年はどういうわけだか、暦が9月になるに合わせて秋の風を肌に感じるようになった。もっとも昼間は、「残暑厳しき折」となるのは避けられない。そんな季節の移ろいについて書こうと思っていたのに、サッカーのことから書き始めたら、すっかり忘れていた。もともとこの画面を開いてから思いつくまま、ダラダラと文字を打っている個人的な雑文だからそんなもんや。で、今回は表題を安易に済ませた。

9日、陸上100mで桐生祥秀選手が初めて10秒の壁を破る9秒98の記録を出した。
10日、カーリング女子代表決定戦でLS北見がオリンピック出場を決めた。
12日、引退を表明していたテニスの伊達公子選手が最後の試合を終えた。

それぞれスポーツニュースで結果を知ったに過ぎないが、失意から甦って9秒という新しい世界へ踏み出した桐生選手。地元でクラブチームを立ち上げ8年で悲願を達成した本橋麻里選手。1ゲームも取れずに24歳の選手に引導を渡された46歳の伊達選手。

たまたまこの1週間にあった試合だが、その結果に至るまで様々な物語が背景にある。外野席で見ているだけの者にもそれなりの感慨があり、選ばれし才能をそこまで高めていった選手たちへ、掛け値なしの賛辞とエールを送りたい。

8日(現地時間7日深夜)、メキシコでマグニチュード8・1の巨大地震が発生したそうだ。建物の崩壊が夥しいニュース映像からも規模の大きさがうかがい知れる。12日、ペニャニエト大統領は地震による死者が98人になったと明らかにした。まだ増えそうで心配だ。被災者は200万人を超える甚大な災害となっている。

このところ国内にあっても、日常を奪われる大災害が立て続けに起こっている。ニュースで知るたびに被災者を思って心が痛むが、この老爺には何もできないので、ますます憂慮に耐えられなくなる。こんな年寄りにしかなれなかったのは情けない。

ミサイルの避難訓練など戦時中の妄想を国民に強いるのでなく、稼働中の原発を止めるという現実的な判断ができない政府のバカどもがもどかしい。
心が沈んだり、怒ったりと、忙しい残暑の日である。

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by rurou-no | 2017-09-14 10:31

急ぎ足追いつ追われつ秋の月

8月31日、サッカーワールドカップアジア予選で、日本代表はオーストラリアに2対0で勝利し、本大会出場を決めた。
得点者はサンフレッチェ広島時代から応援していた浅野選手と、ガンバ大阪で名手遠藤選手の後継者としてチームを率いる井手口選手。22歳と21歳の若手である。

この試合で目を引いたのは、元セレッソ大阪の乾選手の献身的なプレー。相手の攻撃の芽を摘む術に長ける現セレッソの山口選手や前出の2人とともに馴染みのある選手が躍動する姿は喜ばしい。とりわけ井手口選手の活躍は際立っていた。
5日のサウジアラビア戦は見なかったが、0対1で負けたそうだ。

スポーツのテレビ中継は映像だけ見ていればいいから、主屋で過ごす時間が増えるにつれ、チャンネルを合わせる機会が多くなった。
プロ野球はパ・リーグのソフトバンクホークスとセ・リーグの広島カープが優勝マジック10で並んだ。我が家のそれぞれが応援しているチームなので、機嫌よろしく家庭内平和が保たれている。

8月29日朝6時ごろ、北朝鮮が事前通告なしにミサイルを発射し、北海道上空を通過して襟裳岬東方沖約1,180キロの太平洋上に落下したという。
このとき、全国瞬時警報システム(Jアラート)が作動して、12道県にサイレンが鳴り響き、携帯電話に緊急速報が配信されたそうだ。

首相は「発射直後から動きは完全に把握していた」と言うが、ならば何故これほど大袈裟に騒ぎ立てるのか。「国民の保護」を言うなら、やり方があるだろう。
鉄道は止まり、テレビは緊急番組に切り替わったとか。早朝に大騒ぎをして、何を狙っているのやら。

サイレンや携帯のアラーム音に驚いて、実際に交通事故が起こったそうだ。
それにもし落ちてくる可能性があったとしても、逃げ場所なんてないのが現実だ。サイレンが鳴ろうが、ミサイルにはひとたまりもないぞ。竹槍ではあかんで。
どうもこの国の政府は、戦争の準備を着々と進めているように思えて仕方がない。

と、ここまで書いて、まだ表題を思いつかないままや。どないしょ。

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by rurou-no | 2017-09-07 10:44


一瞬を、永遠に
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