一所不住



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いよいよ

いよいよ生活が立ち行かなくなってきた。
田舎へ帰ってから8年半、ビンボーを楽しみながら貸家を転々とする暮らしだった。
食うや食わずで食うているんですが、と噺家さんがよく使う言い回しそのまんまのビンボー人を地でいっている日々にありながらも、なんとか「生」をつないできた。

引越しをするたびに、もう引越しはこりごりや、これっきりにしたいと思っていたのにまたかいな。
今の住まいは約3年、一番長かった。とうとうホームレスかと覚悟を決めていたが、なんとか一歩手前で踏み止まって小さな家へ移ることになった。5ヶ所目の引越しである。

居住面積は半分以下になる。これは持ち物を減らすいいチャンスだ。そろそろ終点へ向けて準備を始めてもいいではないか。与えられた寿命はだれにもわからないからね。
いつ「生」を閉じてもいいように、身の回りをできるだけシンプルにしていきたい。

鴨長明や西行が行き着いた庵、簡素な侘び住まいに憧れを抱いたこともあった。
そうしたかつての思いが近づいてきていると考えれば、この宿替えも意味あるものになる。
生活するには食う寝るところに風呂トイレがあれば事足りる。それに本を読んだり音楽を聞いたりするちょっとしたスペースがあれば上等だ。連れ合いには三味線の稽古をする座布団一枚加えて。

昨日の日曜日は、引っ越しの前段階として連れ合いのアトリエの整理を手伝った。凡人にはゴミの山でも芸術家さんには創作の材料である宝の山、というわけで大量の「物」に腰を抜かした。
これだけでも方丈庵には納まりきらないぞ、と先が思いやられて途方に暮れる始末だ。

引っ越し作業は例によって自力でぼちぼちやっていく。
経費節約のためインターネットの契約も打ち切ることにした。よってこのブログはしばらく休止する。いつか再開できる状態になったらまた続けるやろな、と思うのでとりあえずひと休み。
生きていればまたどこかで出会えるもんや。
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by rurou-no | 2013-07-01 10:49


一瞬を、永遠に
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