一所不住



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つつがなき日々は戦争なきがゆえ

なんやかやゆうても72年もの間、戦争しないできたのは立派だと思う。
憲法で「戦争放棄」を謳った、賢明な先人がいたからこそであり、おかげで経済的繁栄を享受できた(個人的には享受できないままだったけど)。
この歳になるまで、人同士の殺し合いに巻き込まれないでこれたのは、あの愚かな戦争を二度と繰り返さない、という強い気持ちを憲法に表明してくれたからである。

戦争を体験した人が少なくなり、戦争の悲惨な実態を知ろうとしないバカな政治家が、戦争できる国にしようと目論んでいる。単細胞脳の連中は「相手が攻めてきたらどうするのだ、戦わないのか」と、わかりやすい仮定の話をしたがるが、そうならないようにするのが政治の仕事だということに考えが及ばないらしい。考える力の足りない権力者の、我欲と面子が起こす戦争のなんと多いことか。

少なくとも、人と人は最初から憎しみ合うわけではない。憎悪の感情は概ね間違った情報によって操作される。お互い解り合えば、人種や宗教、言葉の壁を乗り越えて誰とでも友人になれる可能性がある。これは、わずかながらも外国での滞在で確信した。そして、日本に好感を抱いてくれている人が多いことも知った。

この夏、北朝鮮とアメリカの緊張状態が高まっている。あまり賢くない指導者同士だから、こんな不様なことになってしまうのだ。
挑発しあうことに何の意味があるんや。そんな子供じみたことしてないで、頭を使って考えろ、と言いたい。

アメリカ南部バージニア州で白人至上主義者(KKK)やネオナチグループが12日に集会を開き、それに抗議する反レイシズム団体と激しく衝突し、抗議行動する集団に突っ込んできた車によって32歳の女性が犠牲になった。この件を受けて差別主義者のトランプ大統領は、白人至上主義グループをかばうような態度を示した。

バラク・オバマ元大統領は、直接の言及はなかったものの、ネルソン・マンデラ元大統領の言葉をツイッターで引用したそうだ。
「肌の色や出自や信仰の違う他人を、憎むように生まれついた人間などいない。人は憎むことを学ぶのだ。そして、憎むことを学べるのならば、愛することも学べるだろう。愛は憎しみよりももっと自然に、人の心に根付くはずだ」 (マンデラ『自由への長い道』)


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by rurou-no | 2017-08-17 10:52

累代の人人つなぐ墓の列

先月21日発生以来、迷走を続けながら列島上を通過して、9日に温帯低気圧となった台風5号は、観測史上(1951年以降)3番目の長寿を記録したそうだ。
連日、各地から豪雨による土砂災害、川の氾濫、洪水被害が伝えられている。
私たちの生活のなんと脆弱なことか。自然の猛威の前にはひとたまりもない。

この歳になって「線状降水帯」をいう気象用語を覚えさせられた。積乱雲が次々と発生し、発達した雨雲が連なって、ほぼ同じ場所を数時間にわたり通過、停滞することで作り出される降水域を指し、これまで経験したことのない集中豪雨をもたらすという。
せやからなんや、言葉を覚えたところで雨は降り止まない。

豪雨が去った後、猛暑が追いかけてきた。からだの中に「降水帯」が巣食ったかと思わせるほど流れる汗を止められない。あっという間に全身ずぶ濡れ状態になってしまう。さらに、拭っても拭っても、泉のごとく頭頂部から湧いてくるのである。
今更ながら、頭髪は汗を止める役割も果たしていたことに気づかされた。

さて、滞っていた盆の準備は、炎天の下、熱中症とのせめぎ合いの中で行うことになった。暑さにふらふらしながらも、水分の補給を怠りなく一つ一つ作業をこなしていく。
表題は、墓そうじに出向いたときに見た、立ち並ぶ墓を思い出して。

禿頭爺の実家の墓は祖父の代からと、島では新参の移住者だ。母親方は古く江戸時代までさかのぼる。連れ合い方は町で一番大きな墓地にあり、周りには江戸時代中期ぐらいからの墓が多く見られる。
それぞれ、人から人へ累代の血族がつながっているのだ。墓地を見渡して、連なる人の歴史や土地の歴史を想像してみる。そこに眠る数多の人生を思い、目線が遠くなった。

古文書の勉強を始めたおかげで、江戸時代の年号に親しみ、200~300年の時間感覚が手の内になったような気になっている(まだまだやけど)。
この地域でも地震や津波、台風などの自然災害に何度も遭い、それを乗り越えて暮らしを営んできた人びとがいた。そして順番にバトンを渡してきたから今日がある。
まあ、盆の時期くらい御先祖さんを思い出しても、バチは当たらんやろ。

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by rurou-no | 2017-08-11 14:45

手に余る十万年を誰が見る

28日、経産省は放射性廃棄物を地下に埋める「適地」を公表した。新聞記事によると、国土の3割が「好ましい」地域に該当するという。「好ましい特性」と合せると6割か。地図を見る限り、列島の海岸線がほとんど含まれている。あほらし。

こんな狭い国土で、しかも地震や火山が多い土地だ。地下300m以上深く埋めるとはいえ、放射能が低レベルまで下がるのは10万年を要する。そんな途方もない時間を誰が見張っていてくれるのか。無責任にも程がある。
学術会議ですら、「万年単位で安定した地層を確認することは、現在の科学的知識と技術的能力では限界がある」としているのに。

そもそも、この国の原子力政策は、原発の使用済み燃料の処分方法を曖昧にしたまま始まった。その後、再処理して再使用するという大風呂敷を広げたが、それでも使用済み放射性廃棄物が残るのを避けられなかった。この核燃料サイクル計画は、予想通り、ほどなく破綻した。「文殊の知恵」とはならず、1兆円を超える税金をドブに捨てるようなことをやらかしただけだった。

福島第一原発の事故で、稀代の詐欺師も尻尾を巻いて逃げ出すような、「安全神話」の嘘があからさまになったにも拘わらず、また新しい「神話」をでっち上げて、政府は原発を再稼働した。
原発を動かすと、それだけ高レベルの放射性廃棄物が増える。現状でも使用済み燃料の保管場所が満杯だというのに。たとえに倣うと、トイレのないマンションの部屋にうんこがあふれてきているようなもの。うんこは臭いを我慢すればいいけど、放射能は臭わない代わりに人体を破壊するぞ。

10万年に亘って我々のうんこを引き受けなければならない世代のことを考えると気が遠くなる。せめて自分のうんこの始末は、自分でするのが筋ではないか。
今一番しなきゃいけないのは、うんこを増やすことでなく、うんこの始末に技術を結集させることである。経産省も小手先の誤魔化しはやめてもらいたい。
まず、原発を止めろ。

沖縄の基地問題だって、日本に米軍基地が必要だと思うなら、本土でまんべんなく引き受けるべきだ。利益だけを得てリスクを他人に押し付けるやり方は、フェアじゃない。
辺野古に新基地を作るべきでないし、高江のヘリパットもしかり。
米軍は基地建設費も維持費も出してくれるからいてあげている、というスタンスだろう。
禿頭爺は、とっとと引き揚げてくれ、という立場である。

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by rurou-no | 2017-08-03 11:10

生温き風捕まえて涼見立て

「こがいに暑いと年寄りにはこたえるなぁ」と、年寄り同士のやりとり。頭がボーっとしているせいか、毎日繰り返している作業の手順をうっかり間違えることが増えてきた。お互い様で、って許し合えるのが、同年齢のいいところ。一級品の貧乏所帯は、気持ちの方に豊かさ求めるしかないので、せいぜい労わり合いながらやっていきたい。

さて、わが家のパソコンは、主に連れ合いが情報収集に使うことが多い。
禿頭爺はあまりインターネットとは懇意でない(モニターの文字を読むのが苦手)。
先日も「ふべんえきってあるの見つけたんやけど、おもしろいで」と教えてくれた。

ん?ふべんえき?頭の中で変換キーをタッチして「不便駅」という文字が浮かんだ。不便な駅を探索する愛好者グループ?酔狂な人もいるもんや。
秘境駅と似たようなもんやろ、と勝手に解釈した。ローカル線で各駅停車しか止まらない。辺境の地にあり時間がかかる。人里からも遠く離れてぽつんと駅だけがある。なんやかやイメージが湧いてきた。うん、不便な駅とはええやないか。

連れ合いは「わたしらふだんからしてることやね」「研究所もあるねんて」。んん?話が噛み合わないのは、年寄り同士ならよくあること。不便な駅の研究とは、はて如何なるものぞ?とパソコンを開いて「ふべんえき」と入力したら、「不便益」「不便益システム研究所」というのが出てきた。不便で良かったことを研究しているそうな。

なるほど、益になるかならないかはともかく、不便を楽しむというか不便を好ましく思っているのは事実である。同じ結果になるなら、手間と時間をかけた方がいい。過程にこそ面白さがあると考える。便利を疑え!と声を大にしたい。

不便益に該当するかどうか、エアコンも扇風機も使わず、ちょっとした風の流れの中に涼を感じるようになったのが表題十七文字だ。じっとしてても汗が滴り落ちるのは避けられないけど、風のない日に空気が動くのを見つける悦びには代えられない。

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by rurou-no | 2017-07-27 17:04

八百万神の戒め天に穴

近ごろの気象は、過剰な上に攻撃的で、凶暴さを増しているような気がしてならない。
気温が40度近くまで上がったかと思えば、落雷や竜巻を伴う集中豪雨が襲いかかり、時には雹が降ったりもする。山崩れによる土砂災害、河川の氾濫など、列島全体が「異常」という言葉に収まりきらない、人間の想像力を超えた天変地異とはかくや、と思わせる大いなる力に取り込まれてしまったかのようだ。

これは、東アジアの一地域だけに起こっていることではない。世界の各地で同時多発的に発生している現象である。やっぱり地球が壊れ始めたんやろな。ヒトという凶暴な生き物が暴れ回った結果ともいえる。
限界を知らぬ欲望が自らの首を絞めている。破滅するまで止められん中毒患者や。

日ごろは神さんなど特に意識することのないバチ当たりでも、そこは生まれたときから身に沁みついている習慣というか、身の回りに存在するあらゆるものを畏怖する気持ちが自然と備わっている。それを「八百万の神」に置き換えても良い。
度を過ぎた人間の活動を戒めてくれているのではないか、と思ったのが表題となった。

7日、国連本部は加盟193ヵ国中122ヵ国の賛成で「核兵器禁止条約」を採択した。
核保有国は参加しなかったものの、核なき世界への一歩を踏み出した意義は大きい。
一方、米国に同調して、この条約を批判する日本の態度は情けない。被爆国として果たすべき役割があるはずである。その国の民として恥ずかしいし、腹立たしい。

18日、民進党の蓮舫議員は、二重国籍批判をかわすため戸籍情報を開示した。
野党第一党の代表として、彼女の判断は受け入れがたい。何人もその出自によって不利益を受けてはならないはずやのに、こんな前例を作ってしまったらあかん。
むしろ二重国籍云々をいう連中の、差別を助長するような態度を改めさせるべきであり、それこそが今一番しなければならないことだ。蓮舫さん、がっかりや。

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by rurou-no | 2017-07-20 10:42

最早もう縁も切れるか禿頭爺

先月14日に投稿してから、この1ヶ月は電脳に嫌われたのか、書いた尻から消えていく、の繰り返し。日々のよしなしごとを書き散らすのもままならず、表題のしりとりだけ(表題と1行分の記事は消えなかった)を繋いできた。

さて今日はどうやろかと、疑心を抱えたまま始めよう。
ひと月前の記事で触れた「共謀罪」法は、委員会採決を省略してその日の夜の徹夜国会で15日未明に成立した。決められた手続きすら踏まないで採決強行する与党の在り方は、民主主義を否定するものである。そんな国になってしもたんやなぁ。

法案に賛成票を投じた議員は、ちゃんと責任をとれるのか(法務大臣にも内容が理解できない代物)。とりわけ公明党の諸君は、信仰する創価学会の初代(獄死)と2代目の会長が治安維持法で逮捕された歴史をどう考えるのか。近代史を勉強してないのかい。
とりもなおさず11日、「共謀罪」は「改正組織犯罪処罰法」として施行された。

投稿できなかった3回の間にも、世の中はさまざまな出来事で動いていた。いちいち思い出すのも面倒なので、もうええやろ。禿頭爺自身が消えていたことにする。
それでも一つだけ、今や時の人となっている日本一有名な中学生のことは、書き残さずにはいられない。

将棋の公式戦最多連勝記録を30年ぶりに塗り替える、初登場以来29連勝を成し遂げたのが、藤井聡太四段14歳である。
昨日、大相撲名古屋場所の観戦に彼が現れたとき、土俵上で取り組みが行われているにもかかわらず、観客が彼の姿を見ようと騒然となったそうだ。

その名古屋場所は、御嶽海、正代、北勝富士、そして宇良など、同世代の若手が番付上位でしのぎを削って面白くなってきた。35歳の嘉風も相変わらず元気だ。
こうしている間にも、九州北部の豪雨災害は深刻な状況だし、中国地方や東北地方の豪雨は予断を許さない。そして地震も各地で頻発している。

ここまで書けた。今日だめなら、やめようと思っていたけど、なんとかいけそうや。

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by rurou-no | 2017-07-13 10:15

微力でもハチの一刺しなれるやも

・・・・・・・・・・
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by rurou-no | 2017-07-06 08:59

塵手水(ちりちょうず)蹲踞(そんきょ)四股(しこ)踏み相撲の美

よっぽど電脳空間に嫌われてるんやな。
今日も、あかん。
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by rurou-no | 2017-06-29 09:28

自販機の光ならべて鄙の道

昨日も、今日も、何回やっても本文が途中で消えて投稿ができない。
どないなってんねん!

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by rurou-no | 2017-06-22 09:15

喉元を過ぎても熱さ忘れまじ

この時代に最低最悪の政権が、この国に存在していたことは絶対に忘れないし、また忘れてはならない。
議員の質の劣化は目を覆うばかりで、立法府の体を成していないやないか。
三権分立も知らない連中が、憲法をいじろうとする。憲法を守らなあかん立場やのに、ないがしろにしている奴らに憲法を語る資格はあらへんで。

最高権力者は、なんでもかんでもアメ様に忠犬アヘ公として仕えることしか頭になく、国民を平気で人質に差し出す。
特定秘密保護法しかり、集団的自衛権を含む安保法制しかり、そして共謀罪、どれも御主人様からの指図を忠実に実行してきた。

秘密保護法では権力者の秘密は守られたが、一市民の秘密は守られない。
集団的自衛権でこの国も戦争当事国の仲間入りだ。自衛隊員の命が脅かされるようになった。外国で活動するNGOもしかり。命の危険が増した。
どの法案も説明責任を放棄して強行採決した。おぞましき共謀罪もそうなるのかぁ?

こうしている間にも、辺野古の海の工事は進んでいるし、原発は再稼働している。
沖縄の人たちへの仕打ちは忘れてなるものぞ。福島の人たちへの仕打ちも忘れない。

人間として最低のことを臆面もなくやってのける一団(共謀罪に該当)がいる。
嘘をつく。嘘がバレても認めない。言い逃れやごまかしに終始する。仲間を裏切る。仲間を悪しざまに罵る。聞かれたことに応えない。決まり事を守らない。等々。
これらは、もりそばを食べる時に書き出していたが、かけそばも似たようなもん。

ボキャ貧首相(少し前までは「レッテル貼り」、近ごろは「印象操作」、おまけに意味を間違えて使こうてる)と、そのオトモダチの典型的な類型だ。
学校で子どもたちへ、こんな人間になってはいけません、と教える好例としてわかりやすいのではないか。

6月中旬やというのに寒くて体調が悪い。使用期限も残り少ない脳みそゆえ、あまり働かなくて、戯れ文といえどもうまくまとめられへん。

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by rurou-no | 2017-06-14 14:17


一瞬を、永遠に
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