一所不住



2010年 05月 12日 ( 1 )


右がわ

右側は、いつも遠くにいる。
まるで望遠鏡を逆の方から覗いたとき、のようなものだ。
物体はほとんど確認できないため、用を成さない。
初めからそうだったので、そんなもんだと思っていた。
仕事はもっぱら左側が引き受けてきた。
けなげにも片側だけで粉骨砕身する姿は、とてもまともではなく嘲笑を誘った。
事情が分からぬ者には、変な奴にしか見えないから無理もない。
その左側もある日、とうとう役に立たなくなった。
それは突然、やってきた。
目の前が真っ黒に、この場合は真っ白になったという方が近いかも知れない。
最初は「無」だった。
少し経って、懐かしい思い出に包まれた瞬間もあった。
次に大量の「有」が一挙に押し寄せてきた。
ありとあらゆるものすべてだ。
許容量を超えた器は破裂。
間断なく繰り返される暴力的なまでの「有」は、間断ないからこそダメージが大きい。
終わりなき行為は、いとも簡単に精神のバランスを壊してしまう。

あらら、もう壊れてしもたんかいな。と思うような危ない文章になってしもた。
そんなつもりはなく、選挙を前にして政策抜きの利害だけで動く政治家を、家人が「イデオロギーはないのか!」と怒ったので、「み」から始まる言葉として「右がわ」が浮かんだだけ。なんぞ気の利いたことを書こうと思っていたのに、自分でも訳が分からないお粗末な内容でご勘弁を。
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by rurou-no | 2010-05-12 14:09 | 病気


一瞬を、永遠に
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