一所不住



ガード下の靴磨き

     赤い夕日がガードを染めて      ビルの向こうに沈んだら
     街にゃネオンの花が咲く        おいら貧しい靴磨き
     ああ夜になっても帰れない
 
     墨によごれたポケットのぞきゃ    今日も小さなお札だけ
     風の寒さやひもじさにゃ        馴れているから泣かないが
     ああ夢のない身がつらいのさ 

     誰も買ってはくれない花を       抱いてあの子が泣いてゆく
     かわいそうだよお月さん        なんでこの世のしあわせは
     ああみんなそっぽを向くんだろ 
                       
                     作詞 宮川哲夫    作曲 利根一郎

歌手・女優としてよりも、肢体不自由児養護施設〔ねむの木学園〕の園長としての方が知られている 宮城まり子 が歌っていた 「ガード下の靴磨き」 は子どもの頃に聴いたのを覚えている。
調べてみたら1955年に、彼女のデビュー曲として出たそうだ。

敗戦後10年が過ぎていたその頃はまだ、子どもが当たり前のように働いていたのだろうか。
♪~右のポッケにゃ夢がある 左のポッケにゃチュウインガム~♪と 美空ひばり が歌っていた「東京キッド」 も、靴磨き少年の歌だったはずだ。こちらは1950年。

今でもアジアやアフリカでは、子どもの働く姿が見られる。行ったことはないが中南米でもそうらしい。今日のパンのために、生き延びるために必死で働く子どもたちが、この同じ地球上にいることを忘れないでいたい。彼らを踏み台にして、物質文明を謳歌している私たちであることの現実を直視し、1日、1日、生きていく。
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by rurou-no | 2007-07-14 13:14 | 音楽
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