一所不住



なし崩し数の暴力五月闇

「五月闇」は夏の季語に当たるらしいが、表題は俳句とは違うので気にしない。梅雨時の鬱々とした暗さ、あるいは漆黒の闇。もちろん、今の心情である。
19日、衆院法務委員会で「共謀罪」が強行採決された。懲りずに繰り返される数の暴力だ。審議時間30時間だと?!、まともな議論は30秒もしてないぞ。

恥ずかしくないのやろか。事前に質問通告を受けているにも拘わらず、何ら説明できずに議論から逃げてばかりの提案者。刑事法の原則を大きく変えようとしているのだから、徹底した説明と議論が必要なのに、お粗末極まりない委員会だった。

「花見には酒と弁当を持っているはずで、双眼鏡とメモを持っていれば犯罪の下見になる」との珍答弁がすべてを物語っている。頭の中にはこんな貧しい発想しかないのだ。自公維の議員なんて、みんなこの程度なんか?

採決を促した維新の議員なんて頭が空っぽで、難しい話がわからないと嫉妬心をぶちまけるだけ、というみっともない姿をさらけ出した。維党には、党利党略の政治取引しかなく、考える習慣のない目立ちたがり屋ばかりが集まっているから、始末に負えない。

この法案は、平たくいえば市民運動つぶしが目的といえようか。政府の批判をする市民はいつでも簡単に逮捕できるというもの。問題意識をもった「一般市民」が批判を口にしたら「一般」でなく「市民の顔をした犯罪者」になってしまう。
そして私生活をすべて監視され、丸裸にされてしまうのだ。

もの言わず、考えない、従順な市民だけが求められている。
我欲だけで知性なき権力者は、考える市民を恐れている。

昭和初期、こんな風にして戦争への道を進んで行ったんやと思う。なんかおかしな具合やな、と話してたら、ある日「特高」がやってきて、身に覚えのない罪を着せられ、逮捕されて拷問を受ける。が、現実になってきた。

個人の「人権」がなくなり、「表現の自由」も失われようとしている。民主主義の危機や。ほんまにそんな世の中になってもええんか。あかんやろ。
昨日23日、衆院を通過。参院での審議となる。なんとしても廃案にしないと。

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by rurou-no | 2017-05-24 10:18
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