お題が「う」だったので、まず表題が頭に浮かんだ。指折り数えるとちょうど十七文字に収まった。今日はこれにておしまい、というわけにはいかない。
昨日(13日)、沖縄の米軍普天間飛行場に隣接する小学校の校庭に、米軍ヘリコプターの窓が枠ごと落ちてきたそうだ。子どもたちは体育の授業中だったという。
先週7日に保育園の屋根に落下物があったばかりで、米軍は何事もなかったかのように飛行訓練を繰り返している最中の事故である。
今回の事故はCH53E型ヘリで、今年10月東村高江の私有地に墜落炎上事故を起こしたのと同型ヘリである。この事故原因も明らかにしないまま飛行を再開していた。
こんな危険な状態を野放しにしている、日本政府の弱腰はどういうことだ。
基地周辺住民の生命に関わることなのに、米軍の言いなりなんて情けない。
これほど国民のことを考えない政府がかつていただろうか、そんなにトランプの靴が甘い味なのか、ポチもたいがいにしろ。
政府は今年度補正予算案の軍事費に1900億円も計上したのだと。全てアメリカから買うミサイルなどの兵器で、それぞれの値段は向こうの言い値である。セールスマントランプの口車に乗って、米の軍事産業に貢献するのだ。何をか言わんや、とはこのことだ。
10日、ノーベル平和賞の授賞式がノルウェーのオスロであり、NGO核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に贈られた。
国連の「核兵器禁止条約」に、被爆国日本は反対している。本来なら先頭に立って条約締結を求めなければならない立場なのに、だ。
ここではっきり言う、「核の傘」に守られているというのは間違いである。ありもしない幻想を刷り込まれているに過ぎない。原発の「安全神話」と同レベルの「神話」のようなものだ。そして、原発は何度も事故を起こしているし、「核の傘」なんてどれだけ大きく広げたところで、もともと何の実体もないことに気づくべし。
人と人はお互いの違いを認め合い考えを巡らせば、問題があっても解決方法は見い出せるものだ。そもそも人同士は最初から敵対しているわけでなく、権力者の支配欲によって敵対勢力の存在を植え付けられていく。悲しいかな思考までも操作されているのだ。
冷静に自分の頭で考え判断せよと声を大にしたい。
表題は極めて個人的な十七文字だったが、ボヤキのジジイも禿頭爺の一面だということで、しばらく抑えていた禿頭の沸騰で暖をとろう。それにしても寒い日が続く。