一所不住



冤罪をまた増やすのか悪法で

「2人以上が集まって話し合い、計画」しただけで罪に問うことができる悪法「共謀罪」が、来月上旬にも閣議決定されるとか。
これは無実の人を、いとも簡単に犯罪者へ仕立てあげてしまうための法案だ。
それでなくても歴史を見れば、数多くの冤罪事件が存在することに驚くはずである。

これによって、政府のやり方に批判的な話をしたからと、逮捕していいことになる。
戦時中、「戦争は負けるぞ」と口にしただけで、憲兵に引っ張られ拷問を受けたという、信じられない暴挙が繰り返されるのだ。
何やらでんでんぬかす能無しへ権力を与えたばっかりに、この国がどんどん良からぬ方向へ進んでいく。一つの道しか知らないバカは、立ち止まって考えることができない。

つくづく、自分の無力さを嘆く。何もできずこんなとこでぼやいているだけやなんて、我ながら情けない限りである。
     頻繁な句会柳人怪しまれ(埼玉県 小島福節)=朝日川柳

2月は、後々「あの時は」と話のネタに困らないくらい色々あった。理不尽な夢を見た連れ合いは、理不尽な出来事が立て続けに起こり、深刻な夢を見た禿頭爺には、次々と深刻な事態が発生した。
長い人生の中でこんな時もあるやろ、と受け止めるしかないけど、月替わりをきっかけにその流れが変わることを願う。果たして光明は射してくれるやろか。

しんどい時期やからこそ、本が気持ちの安定を保たせてくれる。
連れ合いの本棚から、
奥成達『宮澤賢治、ジャズに出会う』、石田千『あめりかむら』、カズオイシグロ『夜想曲集』、絲山秋子『エスケイプ/アブセント』の4冊を続けて読む。

●賢治のジャズ詩を糸口にして、大正モダニズムから上海バンスキング後に至る日本ジャス史。●主人公が辿る、鶴橋から上本町辺りと思しき懐かしい大阪の情景。●音楽にまつわる5つの短編。●元活動家のトホホな現実。後の2冊はほとんどギャグ小説で、登場人物に似た心当りを思い出させるだけに、哄笑をこらえながら一気読みしてしまった。

[PR]
by rurou-no | 2017-03-02 11:22
<< でんでんとデタラメばかり地金透け 移ろうて猫の逢引闇に声 >>


一瞬を、永遠に
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
以前の記事
カテゴリ
メモ帳
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧