一所不住



浮世の苦楽は壁一重

「浮世は廻る水車」 「禍福は糾える縄の如し」 「人生山あり谷あり」 うーん、頭が働かない。
今年は例年以上に花粉症の症状がひどく、鬱々として常に鈍い頭痛、目はしょぼしょぼ、鼻はズルズル、くしゃみは5~6回連発しないと止らないし、夜中に目が覚めたらなかなか眠れず、よって昼間は朦朧としたまま過ごす羽目になる。パソコンを開いても言葉が出てこない。

苦し紛れで、面白いたとえ話でも載ってないかと、前にも引用したことがある 『ことわざ故事金言小事典』 を手にとってみたら、ちゃんとあるある。

「浮世の苦楽は壁一重」・・・人生の苦楽は常に変転してきわまりないたとえ。
八さんと熊さんとは、同じ長屋の壁一つへだてた仲、ところが八さん、富くじがあたって以来、何かにつけて柄にもない成金風を吹かす。狭いわが家に芸者をよびいれ、ドンチャン騒ぎをしたり、金貸しぶったり。これに腹を立てた熊さん、いささか頭が痛くなった。その時、八さんからフグ料理のご招待。熊さんもちろん断ると、一人いい気で食っていた八さんは、毒にあたってコロリ死んじまった。おかげで熊さん命拾いをしたという。浮世の禍福はわからんもんです。

20日「春分の日」に高校の同窓会があった(愚生は不参加)。世話役をした連れ合いから参加者の集合写真を見せてもらい、還暦を過ぎた同級生たち一人ひとりを確かめた。
40数年を経て、顔や体形の変化の中に高校時代の面影を探す。記憶が甦ってくる。
顔の皺や表情に表れるその人それぞれが生きてきた時間、人生のあれこれを思い馳せた。

禍福を乗り越えて集った面々の写真を前にして、自分だったらどんな風に写っていたやろと考えると、一人ひとりが愛おしくなり、それぞれの40数年を聞いてみたい思いに捉われた。
もっとも、これからも同窓会へ参加することはないやろし、集合写真などは禿頭がハレーションを起して写真屋さん泣かせになるから、みんなに迷惑をかけない賢明な選択である。

ともあれ、その日は2次会、3次会と連れ回され午前様となった連れ合いは、次の日も久しぶりに会った友だちと遠方へドライブに出かけたりして楽しかったみたいで、メデタシメデタシ。
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by rurou-no | 2016-03-24 11:45
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