一所不住



ナタラージャ

ヒンドゥー教三大神の一人、シヴァが踊る姿=ダンシング・シヴァ「ナタラージャ」
シヴァは一般に「破壊の神」とされるが、踊りの神様でもある。

どういうわけか小さいころから踊りが好きだった。
祭りの「獅子舞」を舞う大人に憧れを抱き、盆踊りでは輪の中へ入りたくて遠くからじっと見ていた。
小学校の運動会でやるフォークダンスは本当は嬉しかったのに、恥ずかしくてわざと楽しくなさそうな振りをして踊っていた。
テレビが家に来てからは、世の中にいろんな踊りやダンスがあることも知った。

昔は「踊りは女がするもの」という風潮が強かった(と勝手に思い込んでいただけ)ので、踊りが好きだとはなんとなく公然と言えなかった。
今にして思うと、素直にもっと早くから踊りに取り組んでいたら人生が変わっていたかも知れないのにもったいないことをした。

20代後半くらいから遅まきながら、仕事を通じてダンスと関わりを持てたのは幸運だった。
特にコンテンポラリーダンスの現場で、新しいダンスを創り出す作業の一端を担えたことは、望んでもなかなか出来ない「好きなことを仕事にして」生きたと自負している。
仕事を離れても、友人たちと一緒に芝居やダンスの公演を行い、舞台に立った。
一方で「地歌舞」の家元に弟子入りして稽古に励んだ。

振り返ってみると、何物かの手の中で踊らされていただけなのか、存分に享楽的な人生だったように思う。
とすると後半生はシヴァ神によって破滅へと追いやられる?エライコッチャ!
そうなるとエライコッチャ、エライコッチャと踊り明かすしかない。
[PR]
by rurou-no | 2010-05-03 11:45
<< ジャコメッティのフォルム アサンテ サーナ >>


一瞬を、永遠に
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28
以前の記事
カテゴリ
メモ帳
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧